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NHK、元日に「映像の世紀」全話を再放送 デジタルリマスター版 [昭和]

NHK、元日に「映像の世紀」全話を再放送 デジタルリマスター版
http://www.sankeibiz.jp/business/news/151214/bsj1512141853002-n1.htm

NHKが来年1月1日、ドキュメンタリー番組「映像の世紀」(デジタルリマスター版)全11集をBS1で再放送することが14日、分かった。午前0時に始まり、ニュースなどを挟みつつ、午後2時35分まで再放送する。  「映像の世紀」は、NHKが米ABCと共同取材したドキュメンタリー番組で、平成7~8年に放送された。20年前の番組だが、完成度の高さと内容の濃さが今も高い評価を集めている。



初回放映の時に部分的には見たけど、この時期にわざわざ再度放映する理由は何と考えたくなるものがある。

多分、既に冷戦構造がとっくの昔に壊れたので冷戦期にいわゆる西側でかなり適当に解釈していたものが、最近じわりじわりとばれて来たってのが大きいんじゃないかと皮肉な思いでいる。

だからここらでもう一回、みなさんにこの線で理解するようにとお達しをしている、という感じじゃないのかなぁ、と。

20世紀というのは大メディアが放映することによってnarrative、つまり物語の柱を作ってきた。その上で主要紙や主要な報道機関が同じ物語を受け入れると異論は存在できなくなる。これって何が起こったのかの探求とは真っ向から対立するやり方だった。インターネットの普及とともにこの線が崩壊している。

この状況で大メディアが大声で主張するってのは、世界的に見ればなんてかとっても奇抜なものを感じる。

NHKが米ABCと共同取材したもの、という点を念頭に置きながら視聴するのが吉でしょう。



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